QBB開発秘話・開発者たちの熱い想い~vol.3:マスクメロンの最高峰「QBBチーズデザート6P静岡県産クラウンメロン」~
2024.09.2
クラウンメロンの華やかな風味を残しながら、それでいて作り物ではない生果のような上品な風味、なめらかなくちどけを表現したい!
開発・発売に至ったきっかけは?
メロンのテーマをやろうと決まったのは発売1年前の2023年。様々な食品が相次いで値上げされている時期でした。そんな中、高級品であるメロンをチーズデザート6Pとして発売することで皆さんがその美味しさを気軽に楽しめたら、という思いで開発を始めました。メロンといっても品種、産地も様々。そのためテーマを進めるにあたって日本各地のいろいろな品種のメロンサンプルを取り寄せてクリームチーズとあわせてみました。その中でも、最も相性がいいと感じたのがクラウンメロンでした。華やかで明るく上品な風味が春夏のフレーバーにまさにぴったり。このメロンを絶対使いたい!と思ったのを覚えています。
苦労したことは?
まず、目標にしたことが、メロン味の加工品ではなく、生果のメロンの風味を追求したいということ。そのため、メロン原料の風味をいかに出すか、出し続けられるかという点が最も苦労しました。協力いただける原料メーカーさんと何度も打合せを行ってメロンのダイスの硬さやメロンの風味の出方を確認、ギリギリまで調整を続けました。メロン以外の原料の割合も工夫し、くちどけをなめらかにすることによってメロンの風味を感じやすい配合にしています。柔らかなくちどけを追求すると生産現場の製造適正が落ちてしまうというデメリットがあるのですが、試作や生産を通して生産現場の方々からいろいろなアドバイスをもらい、最終的に適正を上げる条件を見つけてもらいました。多くの方に助けられて、出来上がった製品だと実感しております。
どんな思いを込めて開発したのか?こだわりのポイントは?
原料メーカーさんの薦めで、実際の生産者の方(静岡県温室農業協同組合クラウンメロン支所)のところに足を運んでどのようにメロンが栽培され、出荷されているかを見せてもらいました。日々メロンのことを考えて、より良いものを、よりおいしいものを届けたいという強い思いで生産していることを知りました。この訪問でクラウンメロンを使用したいという気持ち、そしてその思いを製品にしっかりと反映させなければならないという思いが強くなり、気合が入ったのを覚えています。
また、チーズデザート6Pはこの15年間「味」に対して生産・開発・営業が力をいれて育ててきた製品。そのラインナップに加わっても恥ずかしくないような、そんな製品を作らなければという気持ちがありました。当然、今までご購入いただいているお客様の評価や判断もきっと厳しい。その期待を絶対に裏切らない製品をつくりたい、そんな思いで開発にあたりました。
▼過去にPRTIMES記載:チーズデザートNO.1のQBB マスクメロンの最高峰「静岡県産クラウンメロン」 | 六甲バター株式会社のプレスリリース (prtimes.jp)
どんな人にどんな風に食べて欲しい?
どなたでも大歓迎です。召し上がっていただく中で美味しいな、幸せだなと感じて頂けたら、とてもうれしく思います。メロンは果物の中でも高級なものですし、簡単に食べられるわけではないと思います。手軽にクラウンメロンの風味を楽しんでいただけたら嬉しいです。
最後に一言!
【製品開発部 板倉】
入社前からずっと好きで食べていたチーズデザート6P。私自身チーズデザート6Pシリーズのファンだったのですが、そんな商品を自分が担当できるとは入社当時は思ってもみませんでした。クラウンメロン6Pを発売できたことは私のなかでとても大切な、特別な思い出です。
15周年のチーズデザート6Pにはたくさんのフレーバーがあります。各々の商品すべてに開発者の思いが詰まっています。いろいろなフレーバーの中からきっと自分のお気に入りの1品を見つけられるのではないでしょうか。
これから次の15年、さらにその先もずっとこのシリーズが続くように、多くの方に愛されるように、今後も開発に励んでいきたいと思っております。どうぞよろしくお願い致します。