迷わず選べる!チーズの種類と特徴・おすすめのチーズレシピとは

2025.10.20

迷わず選べる!チーズの種類と特徴・おすすめのチーズレシピとは

最近はコンビニやスーパーでも、さまざまな種類のチーズを見かけるようになりましたが、それぞれのチーズの特徴はご存じでしょうか。製造方法によって味や風味が異なり、用途や楽しみ方に応じて選べます。

この記事では、チーズの種類や特徴、選び方のコツと楽しみ方、そして魅力を引き出すおすすめの食べ方をご紹介します。

 

【目次】

1.チーズの基本分類と主な種類

2.人気チーズと注目のトレンド!種類豊富なベビーチーズに注目

3.チーズの魅力を引き出す食べ方・レシピ

4.チーズ選びのコツと楽しみ方

 

 

■1. チーズの基本分類と主な種類

チーズは大きく「ナチュラルチーズ」と「プロセスチーズ」の2つに分かれています。

▼チーズの種類:チーズの種類 | QBB | 六甲バター株式会社

 

「ナチュラルチーズ」は、菌の力によって熟成させる発酵食品で、原料のミルクに乳酸菌や酵素を加えてできた固まりから水分を抜いて作られているチーズです。原料や製法、国や風土の違いにより、現在世界で1,000種類以上あるといわれており、タイプは次の7種類に分類できます。

フレッシュ:熟成させていない、爽やかな風味のチーズ

白カビ:チーズの表面に白カビを植え付けて熟成させたもの

青カビ:チーズの内部に青カビを付けて熟成させたもの

ウォッシュ:チーズの外皮を塩水や酒で洗い熟成させたチーズで、独特の風味が特徴

・セミハード:水分を少なくしたやや硬めのチーズでくせがなくマイルドな味わい

・ハード:セミハードより水分が少なく、硬いチーズ。熟成期間が長く、コクが豊か

グラタンやピザなどでよく使われるのも「ナチュラルチーズ」です。乳酸菌が生きているため時間とともに味が変化し、「食べごろ」を楽しめるのも魅力です。

 

一方「プロセスチーズ」は、おやつやお弁当などそのまま食べられることが多く、時には料理の材料としても利用される身近なチーズといえるかもしれません。
「プロセスチーズ」はナチュラルチーズを加熱して溶かし、乳化させて作られたものです。保存性や扱いやすさから、普段の食卓で身近な存在となっています。

プロセスチーズの特徴

・長期間保存が可能

・味や風味が安定している

・丸・四角・三角・スライスなど多彩な形状に加工できる

・持ち運びが便利でお弁当などにも重宝する

 

このように、ナチュラルチーズとプロセスチーズはそれぞれに特徴があり、用途やシーンに応じて選ぶ楽しみがあります。

 

 

■2. 人気チーズと注目のトレンド!種類豊富なベビーチーズに注目

みなさんにとってなじみのあるプロセスチーズとして、「ベビーチーズ」があげられます。近年は新感覚のフレーバーや食べ方が登場し、注目を集めています。

基本のプレーンのほか、アーモンド入りやカマンベール入り、ブラックペッパー入りや明太子風味、ゆず胡椒が入ったパンチのある商品、カルシウムや鉄などの栄養素がプラスされた商品もあり、お好みのフレーバーや補いたい栄養素に応じて選べる、実用性の高い食品です。
▼種類豊富なベビーチーズ:商品ラインナップ | ベビーチーズ | QBB | 六甲バター株式会社


プロセスチーズは、加熱殺菌してあるため保存性が高く、味や風味が安定します。さらに、複数の種類のナチュラルチーズを混ぜ合わせることでそれぞれのチーズの風味を活かした奥深い味わいが楽しめるといった特徴があります。

ベビーチーズはこの特徴を活かし、軽食やお子様のおやつ、晩酌やホームパーティーのおつまみ、小腹満たし、そして高齢者の栄養補助としても広く活用できます。

 

 

■3. チーズの魅力を引き出す食べ方・レシピ

そのまま食べても美味しいチーズは、手間をかけない簡単アレンジが可能です。QBBのベビーチーズはラインアップが豊富で、それぞれのチーズの特徴を活かしてアレンジするとより一層楽しめます。

例えば、スモーク味は燻製の香りが食欲をそそるおつまみに、濃厚なクリームチーズ入りのベビーチーズはフルーツと合わせてデザートにもなります。

▼写真のレシピ「レモネードで漬けたベビーチーズ」はこちら:レシピ詳細 | レモネードで漬けたベビーチーズ | Rokko Butter Co.,Ltd.

 

さらに、焼いたり和えたりして凝ったアレンジをすれば、食卓はより華やぎ、笑顔が広がるでしょう。こちらで商品のフレーバーごとにレシピ検索が可能ですので、気になるレシピがあればぜひ作ってみてくださいね。

▼ベビーチーズ商品別レシピ検索:レシピ | ベビーチーズ | QBB | 六甲バター株式会社

 

なお、プロセスチーズは未開封での冷蔵保存が基本です。未開封とは、外装が開いていない状態を指します。開封後は風味が劣化するためお早めにお召し上がりください。また、冷凍すると食感が損なわれる場合がありますのでご注意ください。

■4.チーズ選びのコツと楽しみ方

かつては味わいを重視したいならナチュラルチーズ、おやつや補食で手軽に栄養を補うなら持ち運びしやすいプロセスチーズという選び方でしたが、現在では多種多様なチーズが登場し、目的やバリエーションで広く選ぶことができるようになりました。ベビーチーズにもさまざまなフレーバーやチーズデザートが登場し、チーズ選びの多様性と可能性は広がっています。

チーズは、忙しい中でも手軽に栄養補給ができるので、お子様から高齢者まで健康を支える食品として活用していただけます。また、今まで好きだったチーズを楽しんだり、違うタイプのチーズに挑戦することもおすすめです。

 

豊富な種類の中から今まで食べたことのないチーズに出会い、アレンジするワクワク感を楽しんではいかがでしょうか。

 


<ライタープロフィール>

尾澤真紀(おざわ まき)

管理栄養士・公認スポーツ栄養士

Jリーグクラブで専属栄養士をしていた経験から、栄養サポート・講演活動を行い、スポーツでパフォーマンスを発揮するための食事の大切さを伝えている。またジュニアからトップまでアスリートのコンディショニングや体作りに向けたレシピも展開。現在は専門学校や高校で非常勤講師も務める。

 

【参考URL】

第7回 チーズ学 | 一般社団法人Jミルク Japan Dairy Association (J-milk)
https://www.j-milk.jp/knowledge/nutrition/berohe000000efu5.html
 

ナチュラルチーズとは?種類やプロセスチーズとの違い、よく合うワインも厳選して紹介

https://www.cavederelax.com/blogs/column/natural-cheese

アメリカ産チーズ、ワールドチーズアワードで89個の賞獲得

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000037324.html
 

健康志向型植物性チーズ様食品素材の効率的発酵製造技術の開発
https://www.chusho.meti.go.jp/sapoin/index.php/cooperation/project/detail/3708

 

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